い、考えてしまう。
考えるつもりがないのに、考えてしまう…

そういうことありませんか?

考えないようにしよう、考えないようにしよう

そう思えば、おもうほど、
それが頭から離れなくって…

怖い!

いやだ。

どうしよう・・・

そうやって、パニックになってました。

頭がおかしくなりそうで、過呼吸で呼吸ができなくなり、吐き気におそわれました。

生きた心地なんて、これっぽっちもしませんでした。

そして・・・

もし、あなたが私と同じように、
不安があたまにこぶりついて離れない強迫観念におそわれているとしたら、
ぜひこの記事を読んでみてください。

きっとあなたを救えるものと思います。

これからお話するのは、

私が実際に、強迫観念を克服してきた方法です。

私のばあいは、
「死ぬ」ということが頭から離れずに、
死ぬのが怖くて怖くて仕方ありませんでした。

考えないようにしようとしても、
考えてしまいます。

だけど、
それを克服しました。

あなたにもそれはできます。

それで、その方法というのは、
こういう方法です。

不安がどうしても頭から離れない強迫観念の7つの対処法とは・・・↓

1、絶対に「わからない」と言わないこと。
2、無意識のパターンを書き換えよう。
3、スイッシュパターンを試そう
4、使ってる言葉を変えよう。
5、あえて問題に向き合おう。そして受け入れよう。
6、毎日の習慣を変えよう。
7、ひたすら寝よう

この7つです。
これらをやっていくことで、
あなたのあたまのなかで、グルグルまわる強迫観念的な不安感を断ち切れます。

そして、
安心して心おだやかにいられます。

ぜひ最後まで読んでみてください。
最後まで読めば、それだけでも心がぐっと楽になるでしょう。

では、解説です。

これはもっとも大事なことです。

1、絶対に「わからない」と言わないこと。

強迫観念にかられて、
あたまの中でグルグルまわってしまう人の特徴に、

「わからない」

というのが口癖になってることがあります。

と、いうのも
私がそうだったんです。

「わからない。どうしていいのか、わからない。なんで生きてるのかもわからない。そもそもオレって誰?なんでここに存在してるの?わからない、わからない。わからない…」

ってわからないっていうのが口癖になってたんです。

だから、

グルグルです。

わからないというのは、「答えがわからない」ってことです。

答えがわからないから、また「どうしても、わからない。」そうやって頭のなかでずっとまわってしまって、
頭から強迫観念が離れなくなってしまいます。

本当にこれは危険です!

わからない、を口癖にしてしまうと、自分で自分を苦しめることになります。

だから、

わかなくても、ぜったいに「わからない」といわないようにしてください。

わからなかったら、わからないでいいんです。
ムリにわかろうとしなくたって、いつかほっといてもわかるときがやってきます。

わからないなら、もう考えない。
それしかありません。

今日から、絶対に「わからない」というのは禁止です。
頭で考えてしまっても、口に出すのはやめましょう!

そうすることで症状がぐっと楽になるはずです。

そして、

2、無意識のパターンを書き換えよう。

強迫観念というのは、基本的に無意識で行われるものです。

つまり、
勝手にあたまに浮かんできて、勝手に不安になってしまう、
そういった症状が強迫観念です。

なので、
いくら意識で、「考えないぞ、絶対に考えないぞ。」と思っても意味がなく、
そうすればそうするほど考えてしまいます。

だから、無意識の思考パターンを変える必要があります。

たとえば、

こんな話を聞いたことがないでしょうか?

ある犬にベルを鳴らして、エサをやっていたら、
あるときから、ベルを鳴らすだけでよだれをだすようになった…

という話。
これはバプロフの犬という有名な実験ですが、
それと同じです。

ベルを鳴らしたら、よだれを出す犬のように
なにかをきっかけにしてあなたの頭のなかでのイヤな考えが引き起こされてる

ってことがあるんです。

たとえば、

それはまるで音楽のように・・・

強迫観念にかられるのは、 音楽が頭のなかで流れているのに似ています。

強迫観念にかられるのは、
音楽が頭のなかで流れているのに似ています。

よく、何もかんがえてないときに
音楽が頭のなかで勝手に流れるってことありますよね。

こんなふうに、耳をふさいでも聞こえきます↓

それと同じで、
不安や考えたくもないことが、
まるで音楽のように自動的に頭のなかで流れてしまうんです。

それが、強迫観念

だから、なんとかして
無意識に流れているその音楽をとめる必要があります。

その方法というのが、

まずひとつめ。

3、スイッシュパターンを試そう

わたしは、これをやってだいぶ強迫観念が軽減しました。
とくに治療するとかの必要がなく、自宅でもどこでもいつでもできます。

それが、スイッシュパターン。

どういう方法かというと、
これは目をつかった、思考のポジティブ変換です。

やり方はいたって簡単。

まず、今度あなたの頭のなかで
不安なことを考えてしまったとき、

そのときに見ている方向と反対側を「シュッ」っとみます。

ただそれだけ。

もっとわかりやすくいうとこんな感じです。

このように↓
下をむく男性のイメージ

をみているときに不安なことが頭のなかをよぎったら…

シュッと一瞬でをみるようにします。

あるいは、をみてるときに考えたくないことを考えてしまったら…

シュッと一瞬でをみます。

ただそれだけ。

でも、ものすごく効果的です。

ポイントは嫌なことを考えているとき見てる方向と逆を一瞬でみること。

そして、口で「シュッ」っと実際に口に出していうことです。

これをやっていくと
不安なことを頭のなかにでてきても、
一瞬でその言葉を考えを打ち消せます。

詳しくはこちらにも書いてありますが、
ぜひお試しください↓

No.1カリスマコーチが教える 一瞬で自分を変える法 (三笠書房 電子書籍)

私は、これをこれでもか!ってくらいやりました。
このスイッシュパターンがなかったら、
すでに押しつぶされていたかもしれません。

そのくらい強力です。

そして、もうひとつ。

4、使ってる言葉を変えよう。

あなたは普段どんな言葉を使ってますか?

最初のほうでもお話したように、
「わからない」という言葉を口癖にしてしまうと、
ほんとうにわからなくなって、

頭のなかをグルグルと不安や緊張が駆け巡ります。

だから、
言葉って大事なんです。

普段なにげなく使ってるその言葉を変えるだけで、強迫観念って改善しなおってしまうものなんです。

じゃあ、どんな言葉をつかえばいいの?

っていうと、
わたしは決まってこの言葉をオススメしてます。

それが、

ありがとう

です。

ありがとうが口癖になるまで、
なんども何度も言うんです。

「ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう…」

って何度もなんども。

たったこれだけですが、本当にパワフルです。
やればわかります。

こちらの記事を参考にして↓

どうにもならない不安を解消する7つの方法

1000回、そして、それ以上にもっと言ってみてください。

ありがとうを言ってる間、強迫観念で悩んでいた考えが消えてなくなってしまいます。

そして、ありがとうを言ったあとは、

5、あえて問題に向き合おう。そして受け入れよう。

頭のなかで流れている不安で嫌な考え、
それは、最終的になくなればいいのですが、

そうなるとは限りません。

いつまでたっても、ず〜っと頭のなかにでてくるということもありえます。

しかし、それをストップさせる方法はあります。

それがなにかと言うと・・・

その問題を解決すること
です。

あなたの抱えている問題、それを解決したのなら、
もうそれはあなたの問題ではありません。

だから、解決さえしてしまえば、
また同じことが頭のなかで流れても まったくといっていいほど気にならないんです。

だから、問題を解決してしまえばいい!

ただそれだけです。

しかし、

そうは言ってもそう簡単に、
いまの問題が解決することはないですよね。

問題がどうにもならないくらい解決できないから、困ってるんです。

きっと、そう思ってると思います。

なので、その場合にはこうしましょう。

いまはその問題を解決できないかもしれない。
だけど、目をそむけずに向かってみよう。

こうではなくて↓
不安から目をそらす男性のイメージ

怖くても、こうです↓
不安を直視する男性のイメージ

さらに余裕があれば、こうです↓
不安を直視して立ち向う男性のイメージ

と、
そしていままで抱えていた問題をじ〜っと直視してみてください。

とても怖いかもしれませんが、
目をそむければ背けるほど、その問題というのは大きくなって
手をつけられなくなってしまいます。

ただ、じ〜っとみつめる。
怖くてもただじ〜っと見つめる。

そうして、ずっと見つめてると
あるときから急に、その問題がとけてなくなっていく感覚がえられます。

そこまでくれば
もう大丈夫。

その問題がまたやってきても、
もう恐れることはありません。

だって、あなたはそれを受け入れられるだけの強さがもうあるですから。
目をそむけなくなれば、もうあとは時間の問題です。

じっとみつめて、ただ受け入れましょう。
怖くても目をそむけないほうが、早く解決していきます。

怖くても目をそむけないほうが、早く解決していきます。

(※ただし、普段から自分を追い詰めすぎている場合は、1人で抱え込まず助けを求めてください。わたしも目を背けられずに助けてもらいました。)

そして、そこまできたら、

6、毎日の習慣を変えよう。

習慣を変えれば、当然あたまの中の思考パターンも変わっていきます。

じゃあ、どんな習慣をすればいいの?

というと、

ずばり、体をつかった習慣がオススメ。

もっとわかりやすくいえば、運動です。

たとえば、汗をかく運動。

がむしゃらに走ったり、疲れるくらいまで腕立てやってみてください。

そうすると、そのやってる間は考えずにすみます。
そして、それを長くしていけば、考え方もかわり、強迫観念を克服できるんです。

その一方、部屋でじっとしていたり、
そわそわと歩き回っていると、
考えたくないのに考えてしまって・・・

苦しくなります。

だから、
意識して動きましょう。

頭で考えてしまったら、
じっとしてないで、
夜でも外にいって走りましょう。

【名言色紙】考え過ぎずにとにかく動こう

叫べるなら、叫んだっていいでしょう。
それでスッキリするならやったほうがいいです。

「わぁぁああああ〜〜〜」
大声で叫ぶ男性のイメージ

ってね。

我慢だけはしないでくださいね。

そして、もっとも効果的、かつ簡単。

7、ひたすら寝よう

寝るっていうのは、
とにかくもっとも効果的な治療法だと私は思ってます。

怖いこと、ツラいこと、トラウマなどが
あたまのなかにでてきたなら、

怖いかもしれないけど、
横になって目をつぶってじっとして寝てみてください。

なぜ、これが効果的かというと、
脳をヒートダウンさせてリセットできるからです。

脳をいったんシャットダウン…

そして再起動です。

あたまから離れずに苦しいのであれば、 寝るにかぎります。

もしかしたら、悪夢をみるかもしれないけど、
それでいいんです。

悪夢をみるというのは 心の浄化作用。

悪夢を見た分だけ、よくなっている証拠ですので
悪夢にうなされたなら、「あっ、これでまた良くなった!」そう思ってくださいね。

ただし、本当に精神的に苦しいときには、
まずはじっくり治していきましょう。

カウンセラーの先生や心療内科など、
相談できる人にご相談ください。

もちろん、私でもOKですよ!

・・・

と、そんなわけで
ここまで 不安がどうしても頭から離れない強迫観念の7つの対処法
についてお伝えしてきました。

いかがでしたでしょうか。

なにかひとつでも使えそうなものはみつかりましたか?

これら7つの対処法は、 実際に私が強迫神経症(強迫性障害)だったときに 使ってきた方法です。

だから、あなたにも必ずや使えるものと信じてます。

全部でなくてもいいので、 できるところからやってみてくださいね。

では、最後にまとめをしておきます。
わからなくなったときには、ここだけでもチェックしてみてください。↓

不安がどうしても頭から離れない強迫観念の7つの対処法とは・・・↓

  • 1、絶対に「わからない」と言わないこと。→わからないを口癖にすると、グルグルとそれがまわりはじめます。わからないことがあっても絶対に「わからない」とは言わないこと。これをルールにしておきましょう。
  • 2、無意識のパターンを書き換えよう。→無意識で考えてしまう、その思考パターンを変えていきましょう。条件づけで、別のことを頭に考えるようにすれば、強迫観念の悪循環を断ち切れます。
  • 3、スイッシュパターンを試そう→スイッシュパターンというのは目を使った、思考の書き換え。嫌なことが頭にうかんだら「シュッ」と口にだして、反対方向を見てみましょう。
  • 4、使ってる言葉を変えよう。→ふだん使っている言葉があなたの思考を作ってます。それは口からでる言葉だけでなく、心のなかでの言葉もそう。考えたくないことを口にだしたりするのであれば、意識的に「ありがとう」と何度もいいましょう。
  • 5、あえて問題に向き合おう。そして受け入れよう。→問題というのは、解決するか無視するかです。解決できる問題なら、いますぐ解決してしまいましょう。どんな小さなことでも解決すれば、道が開けます。あるいは、その問題をもう考えないと決意すること。あるいは受け入れてしまうことです。じっとみてると意外と怖くなくなるものです。ただし急ぐ必要ありません。
  • 6、毎日の習慣を変えよう。→強迫観念というのは一日にしてならず。習慣でなるものです。だから、毎日の習慣を変えていくことで強迫神経症も不安感も消えてなくなっていきます。コツコツひとつひとつ治していきましょう。
  • 7、ひたすら寝よう→どうにもならなければ、とにかく寝る。寝るのがツラくても寝てしまえば、あとは脳が勝手に処理をしてくれてヒートダウンしていきます。グルグルと考えがまわってしまうのなら、寝ましょう。おやすみ〜

以上になりますが、
ぜひやってみてください。

やれば、どんどん考え方がかわって強迫観念がとけていきます。

もし、それでも考えてしまうとしたら、
私がオススメするのは、

ジェットコースターに乗ること。

私もそうでしたが、
ジェットコースターに乗ると、
頭のなかの不安感がどんどん消えてきます。

それは、体の状態を変えることで 心の状態を強制的に変えられるからです。

これ、かなり強力です。
(※とはいえ、苦手でしたら無理をなさらず。)

それと、こちらの記事も参考に↓

不安がどうしても頭から離れない強迫観念の7つの対処法

不安感や緊張の過呼吸がラクになる5つの方法

あなたの不安が少しでも頭から消えたなら
これほどうれしいことはありません。

それでは、今回はこれで。
また次回もどうぞお楽しみに。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

追伸です:
この記事の途中でただ問題をじ〜っと直視すると書きましたが、
もしかしたらそれすらもできないほどあなたは追い詰められているかもしれません。

その場合は、直視ではなく「改善する」ということを考えてみてください。
改善ナイトメアといいますが、
詳しくはこちらの記事に書いてあります↓

無意識の不安・トラウマに振り回されないための7ステップ

参考までに。

ではでは

ニャタリーニャタリー

ありがとうございます