何時間も何時間も・・・
他人のネガティブな話を聞かされたり、相談を受けて疲れ切っていませんか?

それもまた大変だよね
それでも、どんな話を聞いても、苦しい素ぶりを見せることもなく、
落ち着いて冷静に、ただひたすら悩みの声を聞いているのかもしれません。

うんうん
私もでした。
これまでに老若男女を問わず、300人以上のお悩み相談を受けてきました。
どういった内容かは守秘義務があるため具体的には言えません。
誰がどういう相談してきたなど口が裂けても一切言えません。
しかし想像を絶する深刻な悩みを抱えている人がいる、それが現実、事実でした。
たとえば、
- 命に関わる病気におかされていること
- 借金や経済的不安感のこと
- いじめ、家庭内暴力
- ドロドロした人間関係について
- 家庭、学校、仕事のこと
または誰にも相談もできず、一人で抱え込みすぎ苦しんでる人もいるかもしれません。
人間、生きていれば様々な悩みがあります。
ただそれが自分で抱えきれないほどの大きなものだとしたら、、、
それを全部一人で抱え込むのは不可能というものでしょう。

難しいことだよね
その重くて耐えきれないほどの重圧を少しでも楽にしてあげたいと思い…
3月まで約7年間、前ブログTHE FREEDOMを通してナタリーとして活動してきました。
・・・
そして、ここからは
いま現に悩んで苦しんでるあなたへ
そういった苦しみを抱えてるご家族や大切な人を救いたいあなたへ
私がどうして何時間ネガティブな話を聞いてても影響を受けずに居られるか
または、ネガティブな話を聞いてもポジティブに戻れるか
その秘訣を伝えさせていただきます。

お伝えさせていただきます。
なぜ、そんなことをするのかというと私一人では無理だからです。
すべての人の話を聞いてあげるには限界があるからです。
正直1日3人でも難しいです。
じっくり話を聞いて、メールでやりとりするとそれだけで1日が終わってしまいます。
いくらお金を払ってもらっても難しいです。
一人では時間的、また体力的な問題な限界があるのです。

1人はほんとうに難しいのです。
そして、今は助けてあげられる人をこの世に一人で多く見出してそしてその人が
あぁ、生きててよかった!
と思ってもらえたなら、もうそれで私がこの世に生きてきた甲斐があったというものです。
だから、私がどうしても手が回らないとき、あなたが悩んでいるときに身近ですぐに寄り添ってくれる人がいてくれたなら、
それが本来大切なことだと思うのです。
というわけで、
どうしたら「他人のネガティブな話」または「深刻な悩み」を聞いてもそれに引っ張られずに自分を保てるか、そのヒントをお伝えします。

お伝えします
あなたが誰かの支えになれるよう、どうぞこの記事に書かれている内容をあなたのカウンセリングなどに活かしてみてください。
それがこちらの7つです。
もくじ
この7つでどんな深刻な悩みも、少なくとも私は自分をネガティブにならないよう持っていけています。また私自身においても悩みがあったときこの7つの方法で冷静な自分に戻ることができています。

できています。
あなたが相談を受ける立場であれ、相談者であれ、ぜひこの記事を最後まで読んで使えるところだけでも使ってみてくださいね。
まず私がやってるのは、
1、過去あった「最悪」と比較する
対面であれ、メール、電話なんであれ
私がいろんな人の悩みを聞いて影響をほぼ受けないのは、ズバリ過去あった一番最悪なことと比較しているからに他なりません。
それは、命を絶つかどうかまで追い詰められた極限状態の時のことになります。
何より一番辛かったのもの。
それがデジャビュであり「無限ループ」でした。
同じことを何度も考え、同じことを延々と悩み、同じ状態から一向に抜け出せないあの恐怖、それに比べたらどんな悩みを聞いても、うん大丈夫、希望はあるからって思えます。
もちろん、相談してくださった方にとっては、
何が大丈夫だよ、私の何がわかるってんだよ
って話かと思います。私もそういう時があったからそういう反発もよくわかります。本当に苦しい時は大丈夫なんて思えない、もう無理、生きてるものつらいって考えてしまう、だけど夜がきて眠れなくて、朝が来てまた1日が始まって終わりがないこの苦しみに絶望してしまうかもしれないけど、でも、それでも私は伝えたい。大丈夫だよって
なぜなら、
大丈夫かどうかは事実ではなく心の状態、または体の状態だから・・・
たとえ今とまったく同じ状況の中にいたとしてもあなたが変わればその世界はまったく別物になります。
苦しいと思ってたこの世界が本当はそうじゃなかった、あの時があったから今こうして人の気持ちがわかるし助けてあげたいって思えるんだ、とあなたもなる日がやってきます。
だから、大丈夫、いまはつらくても希望は捨てなくていいんだよ
そして、話を戻すと私が最悪だったその「無限ループ」を思えば、他のことは大したことではないって思うんです。
人と比較しても仕方ないし、過去を思いわずらっても未来を先取り不安しても仕方ないじゃん。
そう思えるし、ただ同じ苦しみのなかを延々とぐるぐるしてるなら、そこは思い切って抜け出すか割り切って吹っ切れるしかないんじゃないかなって、そういうことなんです。
なので、私は過去の一番最悪と比較して、なんともなく居られています。
もちろん、あなたがその一番最悪の真っ只中でもがき苦しんでるかもしれませんので、そういうときはあなたよりももっと苦しい思いをして乗り越えてきた人に相談してください。
そういう人はほんと強いし乗り越えてきた自信があるから、元に戻ってもまたなんとかなるからね。

大丈夫!
そして、2つめの方法
2、指先集中法
これは私にとっては最強の自己防衛術であり、安心ツールです。
他人の誹謗中傷であれ、聞きたくないようなおぞましい事件(映画・ドラマも含む)であれ、胸のあたりがそわそわしそうだと思ったら私は指先に一点集中させます。
何に?感覚に
ただただ指の先端の感覚だけ気持ちを集中させて、それを感じ続けるだけ。
これによって暗くなるような話を聞かされても、または誰かの疲れてしまうお説教があったとしても頭のなかのセルフトーク(内部対話)にストップをかけることができて、そして、本来の自分に戻ってこられます。
ただこれは多少の訓練が必要でしょう。
訓練が必要だけど実は意外と簡単なことで、ただ指先をずっと意識しながら生活する、それだけでできるようになることだから…
- パソコンのキーボードを打つ時
- スマホをタップするとき
- 歯ブラシをもったとき
- ドアを開ける時
- お金を払う時

どんな時だってやろうと思えばできるものです。そしてできるようになればいつでも頭の中から体の外へ気持ちを変えることができるのでぜひお試ししてみてくださいね。

お試しあれ
そして、それでも何かしら影響を受けて鬱々してしまったなら、
3、号泣して解放する
泣く!
これに勝る心の浄化法はないのではないでしょうか?
寝る!
それと同じかそれ以上のカタルシスなんだと私は思います。
(かっこよくカタカナで言ってみました笑)、で私は泣きます。悲しくて、ではなく、感動して、または受け入れてもらえてそのわかってくれた嬉しさで思わず涙が出てきてしまうんです。(と、書きつつ今も涙がでて文字が読めません・・・)
それであなたもです。意識して泣いてみてください。泣いちゃダメ、そんなこと小さい頃言われたのかな?もう大人なんだから泣いていいんだよ。子供だってほんとは泣いていいんだから、大人はなおのこと泣けばいい。そうやって泣ける感性があれば生きてることも小さなことに喜びを見出せるしまた頑張ろうってなれるんだから
泣こうよ!
でも、泣けない。そんなあなたが心のなかにいたとしたら、毎回で申し訳ないけど私がオススメするのが子どものSOSソングライターの悠々ホルンさんのCD、またはyoutubeの音楽で、少なくとも私はホルンさんの音楽を聴くと泣けます。毎回ではないけど、つらいとき疲れた時嫌になったとき、だーーーーっと泣きます。
子どものSOSソングライター悠々ホルンさんに、どん底だった私が救われた7のこと
ただ、あなたがそうである必要はありません。あなたが泣けるものならなんだっていいんです。それは、映画かもしれない。本かもしれない、玉ねぎかもしれない。なんでもいいけど感極まって泣いてしまうものを探してみてはどうでしょう。それがあると泣いたあとすごく楽になるし辛い気持ちも涙の成分とともに流れ落ちて、やがて笑顔になるからさ。
さぁ、泣こうよ、一緒にね

そして、次です。
これは特に相談を受ける方の参考になるかもしれません。
4、寄り添う形で自分の鏡と思おう
悩み相談、カウンセリングなどで相談を受けたとき
もっとも大事になること、それは寄り添ってあげるということです。
上から目線でもなく、下から目線でもなく、同じ立ち位置でまずは寄り添ってあげる
何をするかではありません、何もしなくてもいいんです。
ただ寄り添ってあげる
その上で考えてほしいのが、その相手を他人と思うのではなく自分の写しだと思ってみるということ。
「あっ、この人は私のなかの私かも・・・」ってそう思ってみてみると、なるほど自分もこの人と同じ悩みを持ってるんだな、あるいは持ってたんだなって気づけるものです。だから、寄り添えるしなんとか力になりたいって思える。
また、寄り添って自分の写しと相手をみることでたとえ相手が否定的な態度をとったりイライラしていても受け入れられるんです。あぁ、わかるー、そういう気持ちもあるよね。いまはもう少しそっとしておいてあげようかなって
だから、相手がどんな状態であれ自分の中をみてると認識してるからさほど驚くことないんです。だって、相手は鏡の中の自分なんだから鏡をみて怯えるなんてバカらしいですもんね。あぁ、俺頑張ってんなー、よーしなんとか今より良くしてあげたいなってね。
と、いうことで、相手に寄り添いつつも自分だと思って接する
これやってみてくださいね。
次です。どんどんいきます。
5、情報は情報、外と内を明確に区別しよう
バカヤロー
そう言われてすぐカッとなる人、それは外からの刺激に心の内側が反応してる人といえます。
なぜなら、バカヤローは、「バ」「カ」「ヤ」「ロ」の4文字と長音記号の「ー」でしかないからです。
それって外の情報に踊らされてコントロールされてるのと変わりないと思いませんか?
ただそれでも人間はカッとします。それは条件反射的にクセづけられてきたからでほぼ無意識の受動反応だからではないでしょうか?
しかし、相談を受ける人がそれでは相談者は困ってしまいますよね。
つらい、つらい、つらい、と聞いて(悪くいえば、聞かされて)あなたまで本当につらくなってしまったら誰がその人を助けてあげられるのでしょうか?
同情してあげる、共感してあげるそれは大事でもあなたが引っ張られてしまったらミイラ取りがミイラになる、というもの。
ですので、外の情報に影響されてしまうことのないよう自分の内(=思考や感情など)と外を明確に区別して相談者さんに対してはあなたの軸をぶらさずしっかりサポートしてあげてほしいと思います。その方がお互いに安心できますから・・・
だけど、無理は禁物になります。
つらくなったらあなたも相談してくださいね。
そして、ここまでお話ししてなんですが、
6、そもそもネガティブと捉えるべきか
苦しい、助けて、もう嫌だ〜
その心のうちは当事者でなければわからない地獄のような苦しみになります。生き地獄といってもいいかな?必死にもがいてもがいても足が地面につかずに溺れてるようなものではないかと。
しかし、それも捉え方次第です。
コインの表の反対に裏があるように、嫌いの反対に好きがあるように、ネガティブの反対にはポジティブな意味も必ずあるものです。
たとえば、
- 「苦しい」→(安心できる状態になりたい。だけど今はそれを考える余裕がないから寄り添ってほしい)
- 「助けて」→(あのね、否定せずにわかってほしい、受け入れてほしい、認めてくれたら変われる気がするから)
- 「もう嫌だ」→(嫌というより、変わりたいんです。新しい自分になりたいんです。)
など、本人は頭の中では意図しないかもしれません。ですが、語りつくぬ想いがその背景に隠されてたりするものなのです。
ですので、
なに甘えたこといってんの?
だとか、自分でなんとかしなさい、って突き放すのが必要な時があったとしてもその前にネガティブな言葉の背景にどんな本音が隠されてるか、
本当の声はなんなのかを汲み取ってあげてください。
そうすれば、そのネガティブがじつはポジティブの言い換えただけで、ずっと本音を言えなかった、じつは愛されたかった、そういった想いを理解されたときに
そこから新しい人生がみつかり第二の人生が始まるきっかけとできるかもしれません。
だから誰かに相談を受けたときには、その相談内容がネガティブなものだとはなから決めつけてしまうのではなく、どこかにポジティブな意味が含まれてるのでは?と小さな希望を見出してあげること、それこそがカウンセラーや相談を受ける人の役割だと私は思っています。

大事なことだね
そして、最後になります。
7、いざとなったときの緊急回避策を用意しておこう
相談を受けるあなたが、相談内容を聞いてどっと疲れてしまったり、
相談者と同じ状態になっては本末転倒です。
助けるつもりが助けられてしまう、ならまだいいのかもしれません。
そうではなく、助けるつもりが一緒にどん底になって這い上がれないほどまでになっては、相談を受けるべきではなかったといえるのではないでしょうか。
そのため、無理なら無理と初めから断ることも大事になってきます。
相手のためを思ってあなたが頑張りすぎてボロボロになったら、その相手の方も罪悪感でしかなく、お互いに悪い方にしかいかないからです。
だから無理なものは無理、言わなくてはならないときは相手のためにも言いましょう。
しかし、そのときは信じてあげてください。
その人が自力で、または他の手段をつかって立ち上がってこれる力を持ってることを・・・
また、それでも話を聞かなくてはならないとしたらどうか1つだけでいいです。
万が一、あなたが何かに取りつかれてパニックや不安に襲われてしまった時に、その状態から緊急的にでも抜け出せる何かを事前に用意しておきましょう。
たとえばそれは旅行へ行くことかもしれません。ジェットコースターに乗ることかもしれません。大好きな人を抱きしめることかもしれません。
あるいは、話を聞いてくれる人に相談することかもしれませんね。
どんなことでも構いません。万が一どうもならないほど焦ってしまったときに、「これがあれば大丈夫だ!」そう思える何かがあればいつだって安心できるしいつだって冷静な自分に戻ってこられます。
それが、私がどれだけ人からネガティブな話や、怒りや暴言であっても、悲しくて苦しい話を何時間聞かされても平気でいられる理由です。
どうぞこれからまだまだ長い人生です。
少しでもあなたの心が楽になるように、そしてあなたの大切な人の心の支えとしてあなたが存在してくれますように私は願ってます。また私の代わりになって一人でもいいので周りの誰かを笑顔にしてくれたらこんなにも嬉しいことはありません。
あと、こちらの記事もまた読んでみてくださいね。
メンタルが弱い状態の「条件反射的受け身体質」を改善する7の方法
あなたの人生が喜び溢れる日々となりますように・・・
では、今回はこれで
また次回もどうぞお楽しみに。
最後までお読みいただきありがとうございました。
追伸です:
2022年5月現在、コロナ禍がまだまだ続きそうです。あわせて寒い季節です。どうぞご自愛くださいね。
そして、


あなたの笑顔もね!