ドキドキする

不安だ・・・

どうしよう・・・

など、

このような口癖を使っているとしたら・・・

あなたは緊張します!

なぜなら、わたしもそうだったから!

私は、昔かなり重度の緊張症

誰かと話そうと思うだけで、心臓バクバク
1対1でもなに話していいのかわからないのに、グループともなればただ、沈黙。

それだけでせいっぱいでした。

あなたはどうでしょうか。

もし同じような「緊張症」だとしたら、今回のお話はかなり役にたつと思います。

と、いうのも
今回のお話は緊張しやすい人がよく使う7つの口癖だからです。

どんな話をするときも、
緊張しやすい人はこの口癖を使ってます。

気がつかないうちにこの口癖を使っています。

この口癖を使えば使うほど、

ますます緊張して
また口癖を言う、の悪循環です。

しかし、あるとき、指摘(してき)されました。
その口癖やめた方がいいよ。

いろんな人から指摘されました。
親、友達、先生、仕事の上司、その他、知らない人からも。

なるほど、確かにそうだよな。

この口癖ってよくないよな。
そう思いました。

なので、今回その口癖を7つご紹介します。

あなたがもし使ってしまっているとしたら
緊張しやすくなっているはず。

なので、まずこの口癖を使ってないか、チェックしてみてください。

それが・・・

これです↓

緊張しやすい人がよく話すときに使う7つの口癖とは・・・↓

1、やばい
2、どうしよう
3、大丈夫かな
4、気持ちわるい
5、怖い
6、わからない
7、緊張する

どうでしょうか。
あなたはこれらの口癖を使ってませんか。

もし使っていても大丈夫。
これから変えていくことができます。

これから7つの口癖がなぜ良くないのかを
一度でいいので最後まで、一通り読んでみてくださいね。

では、解説です。

まずは、

緊張する口癖1:やばい

緊張していてもしてなくても
つい、「ヤバい」と言ってしまう人いませんか。

そういう人は、
自分から勝手に緊張を呼び寄せるタイプの人です。

ヤバいっていうときにはおそらくなんの根拠もなく
言っています。

「ヤバい」(・・・気がする。)

なんとなく発した「ヤバい」ですが、その言葉を使っていると緊張します。

ヤバいっていうことで、
自分のなかでなにか「ヤバいもの」がないか、勝手に探し始めるからです。

何気なくヤバいと口にしただけでも、その話す言葉に
「なにかヤバいことがあるらしいぞ」
って勘違いして、じゃあ緊張しなきゃ・・

そうカラダが緊張するのです。

だから、あなたはヤバかろうが
やばくなかろうが、ヤバいと言ってはいけません。

ヤバい=緊張です。

ヤバいは本当にヤバいです。

意識してとにかく言わないと決める。
これしかありません。

緊張する口癖2:どうしよう

ど、ど、どうしよう〜

いや、どうしようもありませんよね。
どうしようったってどうしようもないから、「どうしよう」なんだから。

わかりますか。

どうしようと言ってどうにかなるなら
どうにかなるので「どうしよう」なんて言う必要ないのです。

つまり、
どうしよう、って言うってことは
いまあなたがどうにもならない状況にいるということ。

だから、カラダや脳が「どうしよう」に反応して
緊張がうまれます。

そして、さらに緊張します。

つまり、

緊張したらどうしよう。
 ↓
緊張する
 ↓
緊張してきた。どうしよう。
 ↓
さらに緊張する
 ↓
うわ〜、本当に緊張してきた〜
 ↓
さらに・・・

どこまでたっても緊張。
緊張、緊張、緊張の連続です。

どうしようって思えば、緊張なんです。

なので思いきって、
え〜い、どうにでもなれ〜って開きなおってみてください。

そしたら
緊張しなくてもいいんだな、

そうカラダも脳も理解して緊張しにくくなります。

一番緊張するのは緊張しちゃいけない、ですからね。
緊張しちゃいけないと思うほど緊張です。

どうしようでなく、どうにでもなれ〜
これを覚えておきましょう!

にゃたりんこにゃたりんこ

どうにでもなれ〜

緊張する口癖3:大丈夫かな

大丈夫でないとき、ひとはこう言います。

大丈夫かな。

そして、大丈夫でなくなります

ですよね。

本当に「大丈夫」なら、
人は(大丈夫かな?)なんて、
考えもしません。

大丈夫かな?
と考えるときは大抵大丈夫でないときに決まってます。

だから、あなたはどんなに不安でも
どんなにドキドキしていても
大丈夫かな?って口にしてはいけません。

大丈夫かな?=大丈夫でない。
です。

もし、どうしても言いたくなったときには
「大丈夫・・・でなくてもいいや。」
って割り切ってください。

大丈夫でなきゃ。でなく
大丈夫でなくてもいいや。
です。

ニャタリーニャタリー

大丈夫でなくてもいいや

ちょっとした語尾の違いですが、
受ける印象が違うことがわかりますか。

いいんです。

大丈夫でないなら、大丈夫でないでいいんです。

にゃたりんこにゃたりんこ

大丈夫でなくてもオッケー

それから、

緊張する口癖4:気持ちわるい

緊張するとなんか気持ち悪い

そうですね。
気持ち悪くなりますよね。

だけど、あなたはもしかして、
気持ち悪くなる前から気持ち悪いって言ってませんか。

じつは、気持ち悪い、わるくないというのは
自分の思い込みであることが多いです。

つまり、
気持ち悪いといわれれば気持ち悪いけど、
「気持ちいい」といわれれば気持ちいいって思えるのが緊張なんです。

私の他の記事を読んでくれている人なら
もうご存知でしょう。

緊張は恋愛に近いものだと。

緊張が地獄だと思えば、地獄に。
緊張が恐怖と思えば恐怖なります。

あなたが好きなことはなんですか。

たとえば、あなたが食べることが好きなのであれば

緊張しているときのこの感情は食べているときの幸福感と同じだ
そのように思えばいいのです。

すぐに思えなくても
そうやって努力していると
やがて緊張が心地よくなっていきます。

なので、
気持ち悪いっていう口癖はやめて。
本当に気持ち悪くても、
「あぁ、気持ちいい。もっと、もっと。緊張した〜い!」

って言ってみてください(爆)

口に出さなくても、頭のなかだけでもいいです。

っていうか、
口に出したらただの変態です(笑)

とにかく、これからは「気持ち悪い」「気持ちいい」にしていきましょう。

まずは試しに1週間です。
1週間、「気持ちいい」って言ってみてください。
口癖になるまで、なんどでも。

緊張する口癖5:怖い

ぎゃぁ、怖い〜

緊張って怖いですか。
たしかに、怖いですよね。

私の場合だと、動悸、吐き気。
それと過呼吸。

これが緊張の症状だったので、こわくてこわくて仕方ありませんでした。

それこそ、死ぬんじゃないか?
そう不安になったものです。

けど、怖いと思えば思うほど、どうなったか。
そう、ますます怖くなりました。

昔のことわざにこんなのがあります。

幽霊の正体みたり、枯れ尾花

ごぞんじですよね。
このことわざの意味は「幽霊を怖い怖い、って思っていると
枯れた花(ススキの穂)でさえも幽霊にみえてしまう」・・・

という「先入観をもつことの恐ろしさ」をうたったものです。

つまり、あなたが緊張するのも
これとおなじ。

緊張の正体みたり、恋心

だれかに恋してドキドキしているのと
緊張のドキドキをごっちゃにしてませんか。

あなたのドキドキは緊張でなく、恋の胸キュンかもしれませんよ。

怖いと思うか、
気持ちいいと思うか、
エクスタシーを感じるかはあなた次第です。

ニャタリーニャタリー

あくまでも緊張しないための考え方ね

緊張する口癖6:わからない

わからない、なにがなんだか、わからない。

緊張するひとの口癖です。

緊張する人は基本、
わからない人間です

なぜ、自分が緊張するのか、わからない。
どうして、ドキドキするのかわからない。
どうしたらいいのか。わからない。

あぁ、わからない。わからない。

そう、わからないんです。

わからないと言っているからわからないんです

そして、
それを口癖としていってしまうと、緊張したときにいい知れぬ不安感に襲われます。

あなたも私もです。

人は、
なにか「わからないこと」に、
恐怖を覚える生きものです

さきほどの例で出した幽霊やおばけもそう。
やったことのない経験や初めていく海外旅行もそう

わからないって怖いんです。

そして、緊張もそのひとつ。

緊張ってわからないんです。

よくわからないのが緊張なんです。

だから不安になるし、恐怖を感じるし、
逃げ出したくなります。

けど、もしなぜ緊張するのかがわかったなら
怖くないって思いませんか。

思いますよね。

本当に緊張って大したことないんです。
あなたが思っているほど緊張って知ってしまえば大したことないんです。

緊張というのは
たんにカラダを危険からまもるための防衛反応にすぎない

それ以上でもそれ以下でもありません。
古代狩猟の時代から続く本能に過ぎないのです。

これまであなたが経験したことがない
敵や状況に遭遇すると、あなたのカラダを守ろうします。
心臓ばくばくさせて、血液を流したり、
呼吸をはやくして行動を早くしたり筋力を一時的にアップさせるのです。

ただ、それだけのこと。
緊張そのものには深い意味がありません。

だから、緊張しても
「あっ、これが緊張かぁ。なるほどね。わかった。」

って言えばいいんです。

わからなくても「わかった。」
それを言い続けることで身の回りの状況を理解でき
カラダが安心して緊張しなくなります。

にゃたりんこにゃたりんこ

わかった

緊張する口癖7:緊張する

最後、きわめつけがコレ。

緊張する人の口癖でもっても多いのは
オレって緊張しやすいんだ

です。
緊張しやすいんだから、緊張しやすいっていうのは
当然でしょ。

まぁ、たしかに。

でもね、
はっきりいって緊張したくないなら、それは言わないほうがいい。

オレは緊張しやすいんです。
と人に言えば安心だけど、それを言ってしまうと
あなたは緊張します。

あなた=緊張しやすい
と自分で暗示にかけているからです。

だから、 緊張したくないのなら
意地でも「オレは緊張しやすい」なんて言わないこと

緊張してきたときも
「やばい、緊張してきた。」
なんて言わないこと

言いたくなっても、じっと我慢してください。
これが難しいことは私もよくわかってます。

緊張してくると
どうしても緊張に意識が向くものです、

緊張を抑えようとするほど、緊張してくるものです。

だから、
いいたくなくても言ってしまうかもしれない。

なら、
そんなときはこういいましょう。

「気持ちよくなってきて天国までいっちゃいそう。」

って。
緊張だとおもわないことです。

緊張というほどたいしたことでないんです

あなたが思うほど、緊張は意地悪してきますが、
あなたが思わなければなにもしてこない、野良犬と一緒です。

気になっても、せめて言葉には出さず。
出すのはしゃっくりだけにしておきましょう。

緊張で止まらなくなってもいずれ止まるので、大丈夫です(笑)

・・・

さ〜て、ここまで緊張しやすい人の7つの口癖を
ざ〜っと紹介してきましたが、
どうしてその7つの口癖がよくないのかがわかっていただけたでしょうか。

あなたがもし、使ってしまっているのであれば

とにかく意識してその口癖をいう回数を減らしていくしかありません。

はやくて1週間、
おそくても3ヶ月。

この口癖をいわないだけでも
おおよその緊張が和らぎますので、いわないようにしてください。

そしたら、気がついたときには
あなたの緊張はやがて味方になるでしょう。

では、今回のまとめ&補足に入ります。

ここまでのお話を振り返りながら
もう一度チェックしてみてください。

【まとめと補足】

  • やばい→やばいはかなりヤバいです。やばいを使うほどやばくなります。精神的に追いこまれます。だから、ヤバいと思ってもヤバいと言わないこと。ヤバいといってもやばさは変わりませんから。
  • どうしよう→どうしようったってどうしようもない、そのくらいわかっているのにつかってしまうのが「どうしよう」です。どうしようって思うのであれば、どうにでもなれ。って試しにおもってみてくださいね。
  • 大丈夫かな→大丈夫かな?と口にしている時点で大丈夫ではありません。大丈夫っていうのは大丈夫でないって自己暗示。なので言わないようにしておきましょう。
  • 気持ちわるい→気持ち悪いときに気持ち悪いと言ってなにが悪い。って思われるかもしれませんが、「気持ち悪い」と思えば思うほど気持ち悪くなるのもまた事実です。気持ち悪くても気持ち悪いと言うのは少し我慢してみましょう。どうにもならないときにはカウンセラーの先生にご相談ください。
  • 怖い→緊張って怖いですよね。あまたがおかしくなりそうだし、心臓も破裂しそう。けれど、怖いって思うと余計それがひどくなることも。カラダが怖いって思うということはあなたがカラダに「もっと緊張しろと言ってるようなもの」。怖いと思っても怖いと言わないようにしてみましょう。
  • わからない→これもまた、緊張しやすい人の口癖です。わからない。っていうことは「ぐるぐる思考」に陥っているということ。どうしていいのか、わからない。なにをすればいいのかわからない。そうして、あなたは緊張します。わからないものに人は緊張するのです。
  • 緊張する→緊張しやすい人は常にこう思います。「オレは緊張している」そりゃあそうです。緊張していると思うから緊張するのであって、緊張してないと思えば緊張しないんです。へんな屁理屈ですが、これが本当です。緊張したと思っても緊張していると言わないようにしておきましょう。

と、いうことで、
以上が緊張しやすい人がよく話す口癖でした。

あなたは普段使ってますか。
もし使っているのなら、それは頑張って使わないようにしてください。

最初はついつい、言ってしまうと思います。
言うつもりがなくても言ってしまうのが口癖です。

ですが、だからといって
言っていいのかと言ったらダメです。

ダメというか、言わない努力が大事です。

あなたが緊張したくないのであれば
まずは1週間この7つの口癖を使わないようにしてください。

もし、言ってしまったとしたら 7秒以内に、
「いや、いまのは言い間違え。いまのは、なしなし。」
って言ってください。

7秒ルールでなかったことにできます。

これであなたの緊張が何てことなくなることを
祈ってます。

では最後に、
あなたにひとつ緊張しない口癖をご紹介して、
今回のお話を終わりにしたいと思います。

緊張しないための口癖とは・・・

どっちでもいいや。

緊張しても、緊張しなくても
どっちでもいい。
そう思えたときにあなたの緊張はなくなります。

緊張してもいいじゃん、
それで緊張しなくなるんです。

緊張しちゃダメとか、緊張したらどうしよう。
だと、緊張しますよ。

ぜひ、緊張したときには使ってください。

どっちでもいいや。

では、今回はこれで。
あなたのお役に立てたなら何よりです。

あと、こちらの記事も参考にどうぞ↓

たった5分でOK!今すぐできる7つの緊張解消法

その場でできる、緊張を一瞬でほぐす10の言葉とは…

読めば、さらに緊張しなくなっていきます。

ではでは、

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたの緊張がなくなりますように・・・

にゃたりんこにゃたりんこ

ありがと〜

追伸です。
もしあなたが人前で緊張してしまうなら、
こちらの記事も読んで
社会不安的な緊張もどうぞ乗り越えていってくださいね

人に会うのがつらい社会不安障害8の克服法&体験談

この記事にある通りほとんどの緊張は
社会不安障害を克服できたらほんとにラクになります。

あなたなら、大丈夫!

ではでは〜

ニャタリーニャタリー

ありがとうございます