同じことを何度も何度も考えてしまう
考えたくないのについ考えてしまう
思い出したくないのについ思い出してしまう…
それって、ツライですよね。
ツライですよね。
そういった無意識の思考を「自動思考」
または、「反すう思考」と言ったりします。
私はこれに悩まされてきました。
考えなくていいことを考えては、苦しんできました。
あなたはどうでしょうか?
考えすぎるのって、つらいですよね
この記事は、そんな「反すう思考」のつらさや苦しみから抜け出すきっかけになるかもしれません。
では、目次です。
最後まで読めば、同じところをぐるぐると考えたり、自分を苦しめている状態を抜け出すきっかけになります。
ではさっそく
1つめのお話です。
1、怖いのは、頭の中の「悪夢」リピートです
以下は、わたしの37年間の経験です。
>よっしゃーっ、この世界があってよかったぁと思えるくらい私はあの日をきっかけにトラウマ、借金地獄の悪夢障害を克服できました。
こちらを元に、いま思うこと。
それは、
本当に怖いのは「現実」でしょうか?
ということです。
結論を先に言えば、そうではありません。
本当に怖いのは、頭の中を流れている「悪夢」または、「妄想」です。
というのも、
世の中にはお金のことばかり考えている人もいますが、
無一文でもまったく気にしない人もいます。
同じ状況で悩む人もいれば、
なにごともなかったかのように軽く受け流せる人もいます
かくいう私は前者でした。
頭のなかの「悪夢」や「妄想」をリピートし、「リアルな現実」と錯覚していました。
あげくの果てに、その「悪夢」や「妄想」を脳内で見ている「イメージにすぎない」ということに気づけなくなって、
それがリアルになっていました。
こうなったらどうしよう…
もしかしたら生きていけないのでは…
自分なんて生きてる価値ないのかな
それらの「反すう思考」が始まると、「悪夢(=妄想)」が現実感を増してしまうものです
だから、
怖いのは「頭の中だけ」を知ること
そして、
じっさいの現実はそれほど怖くないを知ること
それが大事です。
(と、言っても怖いものは怖いですよね。そうなってしまう気持ちもわかります)
ただ、それもまた頭の中の自動思考の「悪夢」にすぎないもの、それをわかっておいてくださいね。
こちらの記事も参考まで↓
では、
現実ではないとわかっているのに・・・
なぜ同じことを何度も考えてしまうのでしょうか?
それは、
2、繰り返し考えるのは「思考中毒」だから
フラッシュバックのようにふと思い出してしまうことはありませんか?
「考えても意味がないことだ」、と頭ではわかっていても。
昔あった怖い体験、あるいは今抱えている不安、将来の心配、お金のこと…
そういった思い出したくない記憶や想像を、ふと思い出してしまうことありませんか?
ありますよね。
その原因は必ずしも1つではありませんが、
私は次のように考えています。
同じことを反すうしてしまうのは、
その思考に対して「快感中毒」になっているから。
あるいは、
繰り返し考えることに「思考中毒」になっているから。
それはあたかも、酒やタバコ、スマホやゲームに「依存して中毒」になるようなものです。
考えなくていいのに「考えること中毒」、すなわち依存症になっているからつい考えてしまうのです。
もちろん、
本人は死ぬほど苦しいこと。
頭の中を「ぐるぐる思考」が支配して、本人もどうにもならなくなってしまうからです。
抜け出したいのに、ふと思い出してしまうからです。
その繰り返しに、やるせない思いでいっぱいになってしまいます。
しかし、それでも止められない・・・
それは、ネガティブ思考であっても快感を感じる「ドーパミン」が脳内に出て、習慣や癖になってしまっているのが一因です。
思考癖が中毒になるまで、潜在意識レベルに落ちてしまったからに他なりません。
それと、なった人ならわかります。この世で最もつらいことは、なにか?
それは、同じことをぐるぐる考えて、そこから抜け出せない「思考の無限ループ」。
これが地獄の苦しみです
>最大の恐怖!「生き地獄の無限ループ」から脱出する7つの方法
その苦しみを抜け出すために大切になるのが、本人自らが、
「自分が思考中毒や依存症に陥っている可能性」を疑うこと
すなわち「客観的な認識力」が大切になってきます。
そのための話が、次です。
3、自動思考に気づく客観的認識力とは
あなたが、「同じことを考えている」と気づくことができれば、悪夢の「自動思考」を、一瞬にでも抜け出すことができます。
あっ!自分は以前と同じことを考えている
そう気づけるのが第一ステップです。
それは夢の中で「夢を見ている自分」を認識するようなもの
あっ!自分はいま夢を見ているんだ
そう気づければ怖いことは何もありませんよね。
それはしょせん「夢だから」。
夢だから。
しかし「夢=現実」と錯覚してしまうとどうでしょうか?
それが「リアルな現実の世界」だと勘違いして、苦しんでしまいます。
それと同じです。
まずは自動思考を認識すること
自分は今、何を考えているのか?
もしかしたら自分は「思考中毒の依存症」なのではないか?
そのように客観的に考えることで、ネガティブな思考に対し「どばどばドーパミンが出て、気持ちよくなって抜け出せなくなっている状態」を抜け出すきっかけになります
こちらも参考に↓
あとで読んでみてね
そして、それに気づいたなら「反すう思考」に具体的な対策をとっていきましょう。
4、反すう思考癖をやめる具体的な施策とは
同じことを2度3度考えてしまう「反すう思考癖」をやめるために、以下をご提案します
- とことん寝まくる
- ひたすらに紙に思考を書き出す
- 映画館に「映画」を見に行く
- 考えなくていいくらいに運動する
- あえて忙しくする
いずれも大事だと考えます。
1、とことん寝まくる
24時間ずーっと考えすぎて、脳が疲れていたら休ませてあげましょう。
それには睡眠が一番。
脳が疲れている状態では、心がパニックになったり、思考が反芻しがちです。
無理をすることなく、よく寝ましょう。
寝るのはほんと大事だね
2、ひたすらに紙に思考を書き出す
「頭の中の考え」を紙に全部書き出し、頭の中を空っぽにしていきます。
頭の中で「ぐるぐる考えている思考」に客観的に気づけるとともに、「脳内デトックス」&「リフレッシュ効果」が期待できます
3、映画館に「映画」を見に行く
映画を見るとなぜよいのか?
なぜだと思う?
それは思考があちこちにジャンプしている状態を、2時間ほど「一貫性を持って」みることができるためです。
そのため、途中で見るのをやめられるテレビはあまり意味がありません。
劇場でじっくり物理的に拘束されて見る「映画館での映画」がオススメになります。
なるほどね!
4、考えなくていいくらいに運動する
ことわざ「下手な考え、休むに似たり」の通り。
ヘタな考えをするなら「きっぱり休む」か、
「考える時間を減らす運動」をオススメします。
ただ、いまはコロナの関係でジムに通うなどが難しい一面も・・・
そのため、
うん、運動はストレス発散にもなるね!
5、あえて忙しくする
人間、
もちろん、「ヒマをしたくてヒマしているのではない」と言う反論もあると思います。
それは、ごもっともです。
しかし、ここで言っているのは、仕事に限らず、趣味に没頭するとか、やりたいことにチャレンジするとか「いい意味での忙しさ」です。
余計なことを考えてしまわないためにも何か計画を立てて「プラスになる忙しさ」に身をおいてみてください。
ただし、
忙しくて疲れたらゆっくり休むこともお忘れなく♪
最後に、
5、脱「自動思考」の3つの言葉
今後あなたが、悪夢の「自動思考」に苦しんでしまった時は、以下の言葉を自分に投げかけてみてください。
できれば紙に大きく書き出して、時々チェックしてみて下さい
はーい
以下の3つです。
- 「自分は今、悪夢を見ているのではないだろうか」
- 「それってそもそも考える必要があるのか」
- 「わざわざもう一度考えるだけの価値があることなのか」
そして、
考えないようにするほど考えてしまいます
かといって向き合えるほど心の余裕がないかもしれません
そこで、事前に自動思考がうかんできたときの対策を考えておくのです。
「考えたくないそのことが、頭をよぎったらどうするか?」
そして出てきたら、それをやっていくのみです
先ほど紹介した「映画を見に行く」、「人と話す」も大事です。
あるいは「お掃除」や「神社に参拝」など、人それぞれのやり方があります。
あなたが1番心が休まり、楽になって、
かつ「プラスになる行動」を決めておいてくださいね
そうやって1つずつ。
そう、一つずつ。
あせらず1日に1つ、良くしていけばオッケーです
苦しみの無限ループから、どうぞ抜け出していってくださいね
最近書いたこちらの記事も参考まで↓
>物事を悪い方に考えてしまうときにやってみたい7つのこと
・・・
では、また次の記事でお会いしましょう(^^)/
最後までお読みいただきありがとうございました。
そう問題なし!