もう限界なんです。これでも一生懸命やってるんです。
なのに、「いい加減にしろよ!」だの、
「休んでないでちゃんと仕事に行け」だの、そういうのうんざりしませんか?
わかってるわ〜!
余計なお世話だ〜!
あんたに俺の何が分かるっていうんだよ
余計なことばっか言ってんじゃねーよ
と、荒れに荒れて人やモノに八つ当たりしてた時期がありました。
高校生のときです。
もともと貧血気味。人見知り。あらゆることに不安を抱え、体調がいつも最悪。
お金の心配ばかり気にしてました。
食べるものコッペパンばかり。脳が疲れてしまってのかもしれません。
テレビばっかみてました。学校に行くのがどうにも嫌でたまらなかった。
だから、あなたがいま学生であれ、社会人であれ、仕事がまったくない いわゆるニート(自宅警備員、レイブル(遅咲き)というカッコいい言い方がありますね)であれ、
あなたがどれだけいっぱいいっぱいなのかもすごくよくわかります。
まったく何もできない、何もしてないこんな自分が生きてていいのかな?
だとか、
正直疲れた
一日中部屋のなかにいると、時間が経つのがあっという間で悪いことをしてるみたい
かといって外にでる元気もないし、お金もない。
もう一生このまま変われないかな
そのように自分を否定したり焦り、劣等感、絶望感の板挟みになってるのもよくわかります。
でも、あなたもきっと
わかっているんですよね。
このままの状態を続けていていいわけがない。
何かを変えなければならない、頭でわかってる、
わかってるからやらなきゃって気持ちが先行する、
だけど、うつ気味で気力がなくってそれも難しい
そういった状態からずっと抜け出せないで苦しんでいるとしたらこの記事があなたを変えるきっかけとなるでしょう。
- 社会に出たくない、億劫。わかります。
- つらいのわかってほしい、そうですよね。
- なんで自分だけ、そう思うことでしょう。
- お金がない!だから変われない、そうですよね。お金がないと、って考えますよね
- 変わりたい、でも怖い、やりたいことがわからない
- そりゃあそうでしょう。そんなに簡単にわかったら誰も苦労しませんよね。
- 疲れた、やる気も気力もまったくない、寝ていたい
どれもわかります。
周りの誰もが「それは甘えだ、怠けだ、あんたが弱いからだ」と言っても、うつ気味のときに「そんなこというんじゃない」って話です。
もっとスマートで暖かい安心できるやり方があるだろって話です。
もちろん、だからといって今のままじゃいけない。
だから、これまで私が高校生、社会人、休職して失業して、までの経験を踏まえてどうしたら今の状態を抜け出せるのか、抜け出してこれたのかをお話していきます。
あなたがつらくて苦しいときはぜひ読んでうつ気味を幸せ気味に変えてみてください。
今回お話するのは、この7つです。
もくじ
最後まで読めば、いまどんな状況であれきっと大丈夫、なんとかなるって安心できますよ。
では解説していきます
1、誰もわかってくれない本当の理由
なぜ、まわりの人はわかってくれないの?
そのことが、とくにうつ病のとき苦しみを生み出す原因だったりします。
仕事しろ!学校へ行け!
遊んでばっかいると将来やっていけないぞ
そんなことばかりを言われたって動けないものは動けない
だって、怒られて動けるくらい元気ならとっくに動けているし「やりたいこと」やれているから・・・
では、なぜ周りの人は理解してくれないのでしょう?
それは、私も当時そうだったからわかります。なぜ周りの人が理解してくれないのか、それは、うつ病であったり精神的に参ってるときは、すべてのことがほぼネガティブに聞こえるから。
たとえそれがどんなに「優しい声かけ」であっても、はっきり言って余計なお世話に聞こえます。
だから、私はこう思うんです。
少しはいまの精神状態を考えてほしい、
そして突き放すだけでなく、この焦りと不安を抱きしめてほしい
実際、私も「心を抱きしめてくれた」から学校にいけるようになったし、仕事もできなくなり絶望のどん底だった状態から、今日この日まで這い上がることができました。
それが両親です。そして悠々ホルンさんです。また、地元のパン屋さんやその後付き合った恋人だったり多くの方が私の苦しみを理解して救ってくれました。
ここでは紹介しきれませんのでお礼だけを伝えて割愛させていだきます。しかし中でも悠々ホルンさんの音楽ほど私を理解してくれたものはないと思うので、ぜひこちらの記事…
子どものSOSソングライター悠々ホルンさんに、どん底だった私が救われた7のこと
を参考にユーチューブで検索して聞いたり、講演会に足を運んでもらえたらと思います。
ホルンさんに本当に助けられました
そして、ホルンさんの音楽を聴くとわかりますが、
2、うつ気味のとき大切なのは、何があっても大丈夫と思える安心感
元気がでないとき、苦しい時、死にたい時、なににおいても大事なのは、安心感です。
何があっても大丈夫と思える安心感です。
お金がないから生きていけない、ではなく、お金がないけど、自分ならお金を稼ぐことができる、という確信があればたとえリストラされても失業しても不安に怯えることはさほどないはず。
じっさい私もそうです。
予期せぬ社会の変化によってお金がまったく入ってこない時期というものありました。しかし、それでも安心していられたのは、いざとなったらお金を別の方法でかせげばいい、あるいは、いっそ自給自足して幸せに暮らしていけばいいと思って割り切っていたからです。
だけど、逆ならどうでしょう?
「お金がなければもう生活ができない。お金がなくなったら生きてる価値がない」、そう思ったら絶望のどん底に叩きつけられます。
「お金=幸せ」と教わってきたから「お金がない=不幸」と考えて苦しんでる人がなんと多いことか。だけど、お金がなくても日本より幸福度が高い国があるようにお金がなくても毎日が幸せで仕方ない人もいるんです。
だから、まずはお金があるなしではありません。
いま仕事がなくて「ハローワーク」で求人がまったくなくても、大丈夫だという安心感を得られるようにあなたのできる範囲でやれることをやってみましょう。
とくに何がいいかというのは人それぞれなので言いません。しかしお金が必要なら稼ぐ方法はないようであるものです。その話はまたいずれしますが、ヒントを言えば、与えること。
与えることで与えられる
この原則をわかっておけば安心できるし、ゆとりを持てるものです。
なお、おすすめするのはこちらの本。
最後まで読めば私が言ってる意味がわかると思います。
機会があったら読んでみてね!
それから、休んでいることに罪悪感を感じるあなたへ
3、他人と比較は、自分を否定してるのと同じ
あの人はずっと大企業で働いて転職もせず家族もいるし幸せそう
それに比べて、なんて俺はダメなんだ
そうやって「他人と比較すること」で自分を否定してるとしたら、それは「他人の人生」が「あなたの人生」になってるのと同じ
あなたの人生なのに、他人が物差しになってるんです。
でもハッキリいってそれは意味のないことです。
だって他人がいくら稼いでいてもあなたとはまったく関係のない話ですから。
たまたま同年代や「自分より若くして稼いでいる人」がいるというだけで、あなたがそうでないからといって比較されるとしたら、「他人の人生基準」で生きてるってことです。
だから、他人と比較しない。
そして。自分を否定せずいまの自分をまず受け入れてあげること。
それができれば他人と争うことも必要なくなるし、休むことの罪悪感よりも、休んでることに優越感だって感じることすらできるもの。
お金が稼げないとしても、いつでも自由な時間を作れるとしたら最高じゃん
そういう考え方だってあるのですからね。
学校だって同じです。
不登校がいけないというけれど、休んでいる時間は「大人になって活かされることもある」のだから休めるときは休んでいいし、行きたくなったらいけばいい。
それよりいじめとか体罰とかで苦しんでるならまずは家にこもる時期だって大事なことなんだよ。
命あっての人生だからね。
こちらも参考まで↓
【深いお悩み編】学校にどうしても行けずに悩むときに考えたい4つのこと
だけどそれでも、
4、楽になりたいならヒマな時間を減らそう
私もそうでしたが、学校であれ会社であれ休んでいるときは罪悪感が襲ってきます。
「みんなが一生懸命に働いているのにうちにいるのはイケナイことなのではないのか?」とか、「他の子が学校で授業を受けてるのに家に引きこもるのは逃げなのではないのか」など、罪悪感のオンパレードに襲われることもあるでしょう。
なぜか?
それは、考える時間が多すぎるからです。
やることがない、何をやればいいかわからない・・・と。
だから、適当に時間を潰してしまうと、あとからものすごい罪悪感に襲われて自分で自分を責めてしまうことになりがちです。
だから、あえて暇な時間をつくらない。あえて忙しくする、そういうことができるようになると休みが多くても心を潰されずに済みます。
実際、私も毎朝「やることリスト」を作ってそれを元に行動してます。いい意味でスケジュールがいっぱいなので余計なことを考えてる暇がなく逆に心が元気一杯。やる気に満ち溢れています。
ただし、ヒマな時間も少しは大事。
コン詰めすぎて疲れてしまわないよう、ほどほどに。ダラダラ過ごしてしまう時間に予定を入れて少しずつでも動いていきましょう。それができるとますます動けるようになるし行動範囲も広がるからね。
そのあたりはバランスよく
そんな意味で、
5、休みが悪いのでなく、休みを楽しめないのが悪い
休める時は休んでいいのです。
休みが悪いのではなく、休みを「悪いもの」だと思ってることが悪いこと。
それでも休んでいることに罪悪感を感じてしまうならその休みの間に「他の人ができないこと」を勉強したり活動してみるのもいいんじゃないかなって思います。
ちなみに私の場合は、イベントに参加したり、ネットショップで中古本や雑貨を出品してみたり。人の悩みを聞いてコンサルしたりなど休みだけどお金稼ぎみたいな形で有意義に過ごさせていただいてます。
だから、休めるときは楽しく休みましょう
それが許されないのなら、休みの間にあなたにとって生産性のある活動に費やすこと。そうやって人生は楽しくなるし、その休みの期間でえた貴重な体験は今度復学、転職の際にも何倍にもなって生かされるはずです。
ただ、
6、それでも路頭に迷ったら
仕事がなくて生活がキツキツ、あまりにも不安でおかしくなりそう
そんなときに私が思うのは、この世界はひとりじゃないよってことです。
誰も助けてくれない、誰もわかってくれない、そう思っていても、不思議なものでぽっとあなたの元に優しい手を差し伸べてくれる人がやってきます。
ただそれが詐欺師や金融関係のサラ金などならきっぱり断るべきです。そうではなくあなたのことを本当に思ってあなたをどん底から救いあげたいと「無償の愛」で考えてくれてる人もいるものです。
なぜ、何の見返りもなく助けようとしてくれるかというと、あなたと同じ境遇を経験してきて乗り越えてきたから。同じ境遇にいるあなたに少しでも元気にしてあげたい、気持ちを楽にしてあげたい、そういった思いがあるからです。
だから、なんでもかんでも一人で抱え込むのはやめましょう。
苦しい時こそ「人と関わる時間」を持つこと。悩みを溜め込まずに吐き出すこと、それができると次に行けるし生きる活力となって最低最悪の状況から抜け出せるきっかけとなります。
とくに今は超高齢化社会です。経験豊富なおじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいらっしゃる有難い時代です。なので、困った時は身近なお年寄りに悩みを聞いてもらうのはとてもいいことだと思います。
私も60~70代のおじいちゃんに話を聞いてもらってあの苦しみの日々を乗り越えてこれました。
だから大丈夫。おじいちゃん、おばあちゃんが味方になってくれるから心を開いて悩み事を聞いてもらってくださいね。
はい、なんでも聞いてごらん
それと、他にも相談機関は調べてみるとたくさんあります。「命の電話」でも、いいですし、あなたの苦しみを聞いてくれるところにご相談くださいね。
ひとりで抱え込みすぎないでね
そして、最後にこれをお伝えして終わります。
7、最悪なときが最高のとき。喜び転換のとき
うつ気味のときは、最低最悪だと思う時もあるでしょう。
さらに追い討ちをかけるように「仕事がない」「お金がない」「外にでる元気もない」ですと生きてる意味があるのか疑ってしまうこともあるでしょう。
だけど、私はこう考えます。
人生で「最悪なとき」こそ最高になれる最大のチャンス!
そして不幸の状態をそっくりそのまま喜びに転換するときだと。
いまはそう思えないかもしれません、「そんなの乗り越えたから言えるんだろ」って思われるかもしれません。
私もそうでした。
でも、だからこそ、信じてもらいたいです。いま死にたいほど苦しくて仕方ない状況であったり、ひどい取り立てや周りからの冷たい視線に心が張り裂けそうでも、そこに希望があるとするならば、その最悪な状況を「そっくりそのまま最高に転換する方法」がたったひとつあるということを
それが、からだを使った行動です。
体を使って動くこと。動いて動いて動きまくって、現実を変えるためにできる可能性を片っ端からすべて試すことです。
その中にはもちろんうまくいかないものもあるでしょう。やったはいいけど余計悪化するものもあるかもしれません。
しかし、大切なのは結果どうこうよりも、動くことであなたがますます動けるようになりあなたの最悪という状況を徐々に、「意外とこれが自分にぴったりの答えなのでは」とますます動けるようになっていくことなんです。
だから、私の記事では何度かおすすめしてます。掃除もいいです。運動もいいです。大木ハグもいいし、旅行も、余裕があればバイトでもいい。
少しでも多く「体を動かす時間」を作ることで、いざ行動したいときに行動できるようになり、不幸だと思っていた状況も「幸せだなぁ」と思えるようになってくるんです。
いまはそう思えないかもしれません。しかし、実際動いて動いて動いていると余計なことを考えないし、血流もよくなってポジティブになるのはあなたも想像がつくことでしょう。
そして、最悪なときはもうひとつ。
逃げてください。どこまでも逃げてください。どこに逃げるかというと、「今という現実」にです。
あなたが最悪だと思ってるその状況はいったいどこにあるのか?冷静になって考えてみると「過去やってしまったこと」に対する後悔であったり、将来生きていけないのではないのか、このまま落ちこぼれて孤独になるのではという「未来の心配」がほとんどかと思います。
でも、でも、それはどれも現実ではありません。
あなたの頭の中の記憶であったり想像力が作り出した架空の世界です。
もちろん過去やったことは消えないでしょう。犯罪であれば償うことも大事でしょう。しかし、それ以上に苦しませるのはあなたの中のあなたの潜在意識が作り出す「悪夢の世界」なのです。
毎日怯え続けて毎日不安や過呼吸に苛まれて、(なんてことをしてしまったんだ)とか(こうなったらどうしよう)と頭のなかの悪夢(妄想、ネガティブ妄想)に苦しんでいるなら、
全力疾走で逃げましょう。
今というこの現実に。
それが先ほども言った「行動」です。
体を使って行動してる限りは過去も未来も頭の中からだいぶ薄まります。体を使って動いてる限り、今この瞬間に気持ちを集めて「本当に進みたい道」に向かって歩むことができます。
だから、まずは過去も未来もいったん忘れて今に気持ちを集中させましょう。
私はこの方法でいままったくと言っていいほど不安を感じたり恐怖に押しつぶされることがありません。むしろ逆境があればこそ「よーし乗り切ってやるぞ」と活力にさえなってます。
そして、今に気持ちをあつめればこそ、今見てる世界の中に幸せを見出すことができます。今まで「嫌いでたまらなかった自分」を好きになって認められるようになっていくのです。
あなたはどっちがいいですか?
このままずっと悶々と悩んで動けないのと、少しでも体を動かして気持ちとともに動けるようになって人生をプラスに転換していくのと。
どっちみち同じ人生なら、幸せな方を選んでいきましょう。
よーし、動くぞー!
・・・
というわけでかなり長文になってしまいましたが、ここまでのお話を一言でまとめると、
- 休みは悪いことだと思うのをやめよう。
- その代わり暇な時間を減らして、体を使ってどんどん動いていこう。
- いま休めるときならば、それは時間があるラッキーチャンス
- 無駄にすることなく今できることをやって活かしていこうね。
- それでも困ったら人に相談したり、過去や未来を忘れて逃げてみよう
どこに?
今という現実に・・・
ということです。
だから、今すべきなのは、ちょっとずつでいい、動くこと。
めんどくさくても、動くこと。
頭で考える時間よりも体を使って動く時間を1秒でも多くすること(←これ重要!)
そうやって動くを繰り返すことがあなたにいま求められてることです。
そして頑張りすぎて疲れてしまったときはとことん寝ることもまた、あなたに求められてることです。
動けるときに動いていけば、現実は変わります。
よし、できることから1つ1つ始めてみよう。
時間がある今だからこそ、このチャンスを存分に活かすぞー
とできる確信を持てるようになって自分を受け入れる、そこから始めればいいのです。
私も、仕事がないとき、学校を休んだときは自分を責めてたからあなたが無意識に責めてしまう気持ちもわかるので、ちょっとしたことでいいです。
動いてみてを繰り返してみてください。その中でこそ次のステップが見つかるものだから
今日から少しずつでも動いてみてね
あと、こちらの記事もよかったら、
お金がない、どうしよう…と不安になったときの7つのパニック克服法
【深いお悩み編】なぜ生きてるのか意味がわからないとき、安心できる7つの考え方
読めばきっとあなたに力をくれるはずです。
では、今回はこれで。
また次回もどうぞお楽しみに。
最後までお読みくださり誠にありがとうございました。
ありがとうございました。
追伸です:
この記事は前回と同じ、いつも優しく素敵な女性の読者さんからいただいた記事作成リクエストを元に作成させていただきました。私の知らないことをたくさん教えてくださっていつも感謝です。
なお次回は、九州地方で一生懸命に頑張ってる男性の読者さんからリクエストにお応えし「私の心を病んだ過去とどのようにそれを乗り越えたのか、」の記事を公開予定ですので今しばらくお待ちくださいね。
追記:こちらがその記事です↓
よっしゃーっ、この世界があってよかったぁと思えるくらい私はあの日をきっかけにトラウマ、借金地獄の悪夢障害を克服できました。
ではでは、またお会いしましょう。
この下のコメント(感想)欄も自由に感想書いてくださいね。
ありがとうございます