いやだ、学校になんて行きたくない

でも、行かなくちゃ

いやだなぁ

そんなふうに、

私は小学生ではなく、高校生のとき、
とにかく学校に行きたくなくて、朝からずっと泣いてました。

起きるのもツラい、 電車に乗るのも、教室に入るのも怖い!

と、思ってもいても、

学校に行かなくては、

と思っていたので、
不登校にはならなかったですが、

でも行きたくなかった。

なぜ、行きたくなかったのかというと
ここでは言えないですが、

深い悩みを抱えていたからです。

それからというもの、
毎日が地獄のようでした。

それまでの中学での楽しかった生活が一転し、

友達がまわりにいなくなり、
授業や宿題にまったくついていけず、

落ちこぼれでした。

自分のすべてが否定されたようで
そこから段々に精神が崩壊し

人間嫌いになり、

そのせいで、
さらに孤独や不安を感じやすくなり、 過呼吸、パニックの症状がますます悪化。

毎日家族にあたりちらし、
狂って暴れまくり、

おそらく最低の人間だったと思います。

(…とここから先は話がちょっと長いので読まなくていいです。続きは少し先になります。)

部活は当時バトミントン部でした。
が、それを途中で辞めました。

本当はやりたかったけど、
自分でもよくわからなかったんです。

しかも、
いい大学に行かなくてはと
思い込んでいたので、

「僕は東京大学を目指してます。」

と周りに言ってました。
だけど、模試では下から3番目。

受かるわけもなく、というか受けられるわけもなく、
やむなく他の大学を受験しましたが、それもダメ。

結局浪人しました。

一年間、高いお金をかけて予備校に通いました。

そして、
翌年、千葉県のある大学へ入学したのですが、
親元を離れての生活と、
不安感からか、自殺までを考えるようになり、

ほんとうに絶望のどん底でした。

なんのためにやってきたのか
わからなくなりました。

だけど、

学校がすべて悪いというつもりはありません。

そこで学ぶことはたしかにあります。
楽しい思い出もいっぱいあります。

修学旅行は楽しかった!

行って良かった。
そう思えることもたくさんあります。

でも、

そう思えない人もたくさんいます。

学校のことで悩み苦しんでいる人がたくさんいます。

あなたや、あなたのお子さんはどうでしょうか。

あなたが学校にいけないで悩んでいたり、
お子さんが学校に行かずに悩んでいるのでしたら、

ぜひこの記事を一度読んでみてください。

ただし、

これは、あくまでも私の考えです。

絶対と言うことはありませんので、
信じられないところは無視してもらって構いません。

おそらく私が間違っています。

なので間違っていると思ったら、
そう思ってもいいので、ぜひ参考にしてみてください。

この4つのこと。
私自身はいまそれを信じてます。

あなたのお役に立てるかどうかはわかりませんが、
なにか思い当たるところがあれば、

ぜひ参考にしてみてください。

一通り、最後まで読むことで
あなたの人生が「今日から」変わっていくことでしょう。

では、解説です。

にゃたりんこにゃたりんこ

解説です

まずは、

1、行けないのはおかしなことではない

いま多くの人が 学校にいけず、不登校でなやんでいます。

私のところにもたくさんの方から、
学校に行けないで悩んでいます。どうしたらいいですか

という相談をいただきますが、
おそらくその多くは、こう考えているからだと思います。

「学校に行けないのは、おかしい。」
「不登校でひきこもりなのは、甘えている証拠!社会の落ちこぼれだ」

しかし、私はそうは思いません。

学校に行けないのがおかしいとは
これっぽっちも思いません

望んでないのに、
教育という名のもと、
無理やりみんなと同じ思考を植え付けられ
テストができないと、お前はダメだと言われ、

かけっこができないと、
うわ〜格好悪いと言われ、

みんなと違うと仲間はずれにされる

そういう環境のなかで学校に行けなくなったとしても、
それはおかしなことではありません。

私だってそうです。

私は、頭もよくなかったし、スポーツもダメでした。

中学のときは陸上部でしたが、
いっつもビリでした。

高校ではバトミントン部でしたが、
勝てたことが一度もありません。

成績も悪く、大学にはどこにも行けないと言われ

どうしていいのかわからなくなりました。
劣等感をたくさん受けてきました。

しかも、不安やパニック障害を抱えていたので、
このままでは、一生何もできずにただ死んでいくだけだ。

目の前がまっ暗になったのを
いまでも覚えています。

だけど、
いま思えばですが、

そんなのは、

周りと比較するように教え込まれたことによる、

幻想、悪夢にすぎなかったのです。

学校では、
とかく「周りと比較をすること」を強制されます

あの人よりも成績がいい!

みんなよりも、結果がでてる!

そうでなければ、
わたしは、ダメだ!

そういうふうに比較をすることが教え込まれます。

だけど、
それってツラいですよね。

あなたはあなたなのに、
みんなと比較され
順位をつけられて、
成績表につけられて、

いい子でないと不良といわれる

そんな、もううんざりです。

ですよね。
だから、いけないことを悪いことだと思わないでくださいね。

ニャタリーニャタリー

学校いけなくても、それは悪いこととは限らないんだよ

それから、

2、いじめられてまで行く必要はない

私は小学生のときに、
いじめられた経験があります。

委員会の集まりがあったときに、
上級生の2人組に、暗い部屋に閉じ込められて
出して!ここから出して!

と言っても出してもらえず、
怖くて怖くて、泣いて泣いて、

そしてやっとだしてもらいました。

そんなことが毎週続いたのです。
いまであれば、たいしたことでないかもしれないけど、
小さいときの恐怖ってほんとうに大きいんです。

どれほど怖かったことか、
わかる人にしかわからないと思います。

でも、
それも、いま思えば、わざわざその委員会に行くことはなかったな
と思ったりもします。

いじめられてまでして、
なんで「学校に行かなくてはならない」のでしょうか

それに、

いじめられてたのは、私だけではありません。

背が人よりも大きいからという理由で
のっぽとあだ名をつけられて、
それで学校にこれなくなってしまった女の子がいます。

背が高いってそんなのどうしようもないじゃないですか。

それをいじめのネタにして
みんなでいじめる、あまりにも異常だと思います。

そんなことを学校でやってるから、
大人になっても外見で人を差別したり、
できないからと、バカにするんです。

だから、
私はあなたがいまいじめられているのなら、
学校に行かなくてもいいと思います。

こういうと、親の方は
この子の将来が心配だ・・・、
だから無理やりなんとしても学校に行かせてやる!

というかもしれませんが、
本当にその子のことを思うのなら、
学校になんて行かせないはずです。

子供は家畜ではないんです。
子供は、一人の心をもった人間なんです。

だから、その子のことを本当に大切に思うなら、
無理やり行かせることはせず
向き合ってじっくり話し合ってくださいね。

それで納得できるなら行かせてあげればいいんです。

にゃたりんこにゃたりんこ

学校に行きたい!って納得しているなら行ってもいいんだよ。つらいことは社会に出てもあるからね

そして、

3、これからは学歴だけがすべてでない

一昔はたしかに学歴社会でした。
(もちろん、いまでもそういうところはありますが、)

いい大学に行っていれば、それだけで高い給料がもらえ、
学校にいってなかったり、名前も知られてないような三流大学なら、
安月給で仕事を回してもらえない

そんな時代がずっと続いてきました。

だけど、これからは学歴があれば就職できるとか、お金をたっぷりもらえるかというと、
そうとは限りません。

もちろん、学歴はないよりもあったほうがいい。
それは確かです。

ニャタリーニャタリー

ないよりはあったほうが少しはいいよね

だけど、これからの時代は違います。

どんなに学歴や知識があっても、
同じことを同じようにできる人がたくさんいると、
言い方は悪いですが、すぐに取り替えがきいてしまうので、

有名大学をでようが、
なんだろうが、それだけですべてを評価されるわけではないんです。

そういう時代がこれからやってきます。

学歴だけで評価されない時代がやってきます。

にゃたりんこにゃたりんこ

すでにそういう時代が来ている実感もあるよね

では、いったい何が大切なのか?それは、

大切なのは学歴では変えられない、
その人の「人間性」です

他と取り替えが効くような学歴や資格がいくらあったって、
見せかけの飾りでしかありません。

学歴がなくなったとしても、
そこに残るものこそがその人の本当の姿です。

学歴はそのおまけみたいなもの。

と、言っても学歴があっていけないわけではありません。

こんな私も一応は大学を卒業してます。

だから、学歴を持ってるので
あまり偉そうなことは言えませんが、
学歴があっても社会で役に立たないこともいっぱいありました。

微分積分は、これまで一度も使ってません。
(仕事で使う人はそれでいいのですが…)

学校で学んで役に立ったのは、
足し算と引き算、くらいです。

にゃたりんこにゃたりんこ

学校で学ぶことが全部役に立つわけじゃない。けど、思考の訓練や忍耐力を鍛えるなどには役に立つことも。

そんなわけで、

4、学校に行くことよりも、そこで何を学ぶかが大事

本当にこれなんだと思います。
私が大学生になったとき、友達が3人いたかいないかくらいでした。

遊び相手がいなくて、孤独でした。

なので、いつも図書館で勉強してました。
勉強しなくてはならないからではなく、
どうしても勉強したいことがあったので、
ひたすらひたすら勉強しつづけました。

それしか、楽しみがなかったんです。

と、いうか、そうしてないと不安になってしまったんです。

ニャタリーニャタリー

なにかに没頭している時間は、嫌なこと忘れられるからね。

もちろん周りでそんなにも勉強している生徒はほぼゼロでした。

みんな大学に来てからは遊んでばかり。
ゲームに、買い物、サークルの飲み会と
いったいいつ勉強してるの?

と思うくらい遊んでばかりでした。

その結果、どうなったかというと
高校までは下から3番とかそのくらいだったのに、
私は学年でトップ12位になれました。

別に自慢したいわけではありません。

大学で他の人が遊んでいる時間にコツコツ勉強してたから
頭の悪い私でさえ、
その大学でトップの方までのぼれたのです。

ただ、そこで学んだ勉強が
いまでは役に立ってはいないのが残念です。
(まぁ好きで勉強してたからいいんですけどね…)

が、
でも、そういうことだと思うんです。

どんなにいい学校に行っても、
なにもせずただ遊んでいるのなら、
それはお金と時間の無駄遣いだ と。

それを言いたい!

いい高校、いい大学にいってただずっと遊んでだらだら過ごしているのなら、
いっそ学校をやめてバイトでもしながら遊んでいた方がずっといいと思うんです。

学歴がどれだけあったって、
そんなのはただの証明書です。

それよりも、その学校で何をまなんで、
それをどう活かせるかが大事です。

本当にそこで学びたいことがあるのならいいですが、
そうでないのなら、
一度考えてみた方がいいかもしれませんね。

とはいえ、
学校は楽しい場所です。

思い出が作れる場所です。

だから、
できればもう一度学校に行けるようになってほしい…

けれど、

学校がどうしてもいけなくなってしまったら、
この記事をまた読んで考えるきっかけにしてみてくださいね。

あなたの人生はまだまだこれからですから…

・・・

と、いうわけで
いかがでしたでしょうか。

最初にもお伝えした通り、
これはあくまでも私個人の考えです。
おそらく間違っていることもあるでしょう。

だからあなたがどう捉えるか、
それはわかりません。

学校に行くもよし、
学校をちょっと休むもよし、

どっちにしてもあなたの人生なので、
学校だけに縛られずに楽しく過ごしていってくださいね。

では、最後にまとめと補足です。
学校に行けなくて困ってしまったときは、
ここだけでもチェックしてみてくださいね。

【まとめと補足】

  • 1、行けないのはおかしなことではない→不登校や登校拒否で行けない生徒さんを世間では悪者扱いしますが、むしろそういった生徒さんの方が繊細であったりします。だから、しっかりとした心のケアが大切です。
  • 2、いじめられてまで行く必要はない→どうしていじめられるために学校にいく必要があるでしょうか。それなのに、行かせようとするのは子供の気持ちが理解できてないからです。いじめは想像以上にとてもツラいことです。目を背けるのではなく、しっかりと向き合って解決することが大切です。
  • 3、学歴だけがすべてでない→勉強ができればすべていいかと言われればそうではありません。どんなに高学歴でも人の痛みを知らない人間は人として失格です。だから学歴だけでなく人間性も高めていきましょう。
  • 4、学校に行くことよりも、そこで何を学ぶかが大事いい大学へ行ったとしても、遊んでばかりなら学費の無駄遣いです。そのお金を別の形で使ったほうがよほどマシです

さてこれで、
学校に行きたくなくなった人もいるかもしれませんが、勘違いしないでください。

学校に行くな!と言いたいわけではありません。

いま学校が楽しくて楽しくて仕方ないならいいんです。
全力で楽しんで、全力で学び勉強すればやがて望む人生が待ってます。

楽しい人生を歩めるはずです。

だけど、そうでない人は、
あなたの人生です。

ぜひ、あなたが望むようにこれから生きていってください。

ひとつだけ言っておけば、
いい学校を出れば幸せになれる

というのは、必ずしもそうでないということ。
これをわかっておいてください。

頭がいいと言われても、
不幸な人はたくさんいます。

もちろん、学歴があって幸せな人もたくさんいます。

なので、
学歴と幸せは関係ありません。

いわゆる不良の学校と言われているところを出ても、
あるいは学校に行けなかったとしても、
あなたはあなたであり、

学校の成績=あなたの評価、ではありません。
まったく関係ありません。

どっちがいいでも、悪いでもなく、
あなたが決めてみてください。

それと、学校がどうにも辛いときには、
こちらの記事も読んでみてください↓

【深いお悩み編】うつ気味で休職中、失業中、休学中のあなたへ。。。今何をすべきか?

逃げだしたくなるほどの不安感やプレッシャーに負けない7つのコツ

これらを読んでもらえれば、
学校に行けない悩みも軽くふっとんでいくでしょう。

あなたの人生に幸あれ!

あなたの人生こそが、あなたの本当の学校です。

まだまだ先は長いですから、
焦らずにじっくり考えていってみてくださいね。

では、

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また次回の記事をどうぞお楽しみに。

追伸です:
ここに書いた記事の内容はあくまで私の考えをまとめたものですが、
何か考えるきっかけになったのなら幸いです。

そして、
不登校に関しては私がいまオススメするのは、
こちらの子供のSOSソングライターの悠々ホルンさんの音楽です↓

子どものSOSソングライター悠々ホルンさんに、どん底だった私が救われた7のこと

私と悠々ホルンさんは直接は関係ありませんが、
表面的でなく心の底から子供の気持ちを汲み取って感じ取り、
かつ親御さんの立場も理解している私が尊敬している方ですので、
ぜひ悠々ホルンさんの音楽を一度聞いてみてくださいね。

では、ありがとうございます。

にゃたりんこにゃたりんこ

ありがとうございます