言わなきゃ、

言わなきゃ・・・

それパワハラですよ

って言わなきゃ・・・

(だけど、言えない…)

親に相談しても、
「そんなのどこも一緒でしょ、甘えてんじゃないよ」
って言われるし、

労働基準監督署にこっそり通告しよう
とも何度も考えたけど

バレたらヤバいぞ…
というか取り扱ってくれるのかな?

じゃあ転職を…

だけど、仕事休んでまでして
再就職してる余裕なんてどこにもないし

だからこんな毎日嫌だけど、
もう少しだけ我慢しよう

っていいながら何年も
我慢してる日本人のなんと多いことか

私もそうでしたが、
あなたはどうでしょう?

じつは私もサラリーマン時代、
これパワハラでは?と思われる事案がいくつもありました。

実際のところ、私自身というよりも同期の男友達のことですが、
それはそれはひどいものもいくつも見てきています。
女性同士での嫌がらせとかは特に。

もちろん、どんな仕事も楽ではないでしょう。

建設業なんて怒鳴られてばかりでしょう。
中小企業の製造業なんてちょっとのミスも許されません

それが仕事というものです。

でも、行きすぎた暴言や大声、繰り返される陰湿な嫌がらせ
はたまたこちらの自由時間を無視した「超過残業」などがあったなら

ただ泣き寝入りして我慢するのは
もうやめていいんじゃないかな。

泣き寝入りするのでなく、
あなたの望む人生を選べばいいんじゃないかな。

って思うんです。

で、その方法をお伝えする前に
一つ知っておいて欲しいことがあります。
それは、

嫌がらせやパワハラを受けるのは、たいてい決まってる人

不思議なことに

どこへ行ってもパワハラされやすい人もいれば
まったくパワハラされない人もいます。

なぜでしょう?

一体なぜでしょう?

それは結局パワハラというのが「上下関係」であり、人間関係だからです。

人間関係だからどんなにひどい上司であっても、

気に入られれば天国になるけれど
嫌われたら地獄に・・・

そのうえ、嫌われた上に相手の強要を断れないでいる
退職までの間ずっとその人の奴隷地獄となったりもするものです。

※ただしすべてがすべてパワハラではなく業務上の適正範囲であれば単なる指示にあたります。また、それを超えた命令であってもパワハラ認定されるかはケースバイケースです。

なので、
その点も含めてどうしたら嫌がらせやパワハラをやめさせられるかをこれから一緒に考えていきましょう。

なお最初にお伝えしておきます。

この記事を書いてる私自身はこれまでパワハラ被害にあったことがありません。
会社内での高圧的な呼び捨てなど軽いパワハラ(それがめちゃくちゃ嫌でしたが)はありましたが、それを除き大きなものはありません。
それはこの記事の中に書かれてるように上司との関係改善をうまく図れたからです。

しかし現実は甘くはありません。

まだ表に出てこないあなたの心の悲痛な叫びがちゃんと世間に届いてほしい・・・
その想いでこの記事を書いてみました。

だから最後まで一度読んでみてください。

上司からの強要・嫌がらせ・パワハラ行為に泣き寝入りしない、
そのための具体的な対策になりますので、

何かの助けになるかもしれません。

で、最初にざっくりお伝えするとこんな対策です。

1、つねに録音できるものを持ち歩こう
2、関係改善を図れるなら図っていこう
3、パワハラがエスカレートしたら離れよう
4、第三者機関に相談すしよう
5、説得されても納得できないなら断ろう

と、以上の5つあります。

もちろん理想はこの中の「2、」相手との関係改善を図れるが一番ベストです。
ですが、それが難しいなら他の4つのやり方を試してみてください。

もうこれまで十分頑張ってきたのだから
泣き寝入りやめましょう。

ということで、
まず最初に、
必要に応じてぜひこれをご検討ください

1、つねに録音できるものを持ち歩こう

じつは、これ私もやってました。
上司との個人面談で何か問題発言があったらときのために・・・。

その時はスマホのボイスメモ機能を利用していましたが、

予め録音ボタンを押して…↓

こっそり音声を録音して万が一の状況に備えてました。

でもそれって、個人情報的にどうなの?
プライバシーの侵害では?
と言われるかもしれません。

もちろんその通りです。
しかしこれは、あくまで他の人には公開しない自分だけが扱うという前提があります。
録音した音声を勝手に外に出したら刑事責任に問われる可能性もありますが、
あくまでも自己防衛のための録音なら適性の範囲内になります。

なお、ICレコーダーやスマホによる録音(ボイスメモ)等に関して注意してほしいのは
許可なく勝手に部屋に侵入して録音聞きを設置すれば家宅侵入罪や盗聴罪に問われるということです。また録音した情報が流出すれば刑事訴訟、賠償責任など対象になりますのでご注意ください。

なので録音録画をする際は以下の法律専門サイト、

(外部リンク)弁護士ドットコム「ボイスレコーダー 違法」の法律相談

を参考にしてください。そして録音、録画は自己管理・自己責任でお願いいたします。

※日記、メール、他人の意見や証言、病院の診断書なども証拠となります。裁判や訴訟で有利となりますので普段から記録しておきましょう。

でも、ごめんなさい。
本当のことをいうとICレコーダーやスマホで録音するのはやめてほしいです。

そうやってパワハラ相手の寝首を取るのは必要かもしれませんが
それよりももっと大事なことがあります。

だけど、難しいかもしれません。

しかし、ぜひやってみてください。

それが、

2、その相手と関係改善を図ってみましょう

最初の方でお話しした通り、
パワハラは上下関係を基調とした人間関係によって引き起こされます。

社長、上司、人事担当者など「立場が上」の人間から

従業員、派遣、アルバイト、部下など「立場が下」の人間に対し行われるものなので、

当然、立場の弱い人ほどターゲットとして狙われやすいです。

しかし、パワハラされる最初のきっかけ(原因)はそれだけではありません。

たとえば、

  • すれ違っても挨拶をしない人
  • すぐに顔に嫌悪感が出てしまう人
  • 心のなかで憎んでいて、それが態度に出てしまう人

など相手からみて好意を感じられない人もまたパワハラのターゲットとして狙われやすくなります

だからといって、
ごますりをする必要ありません。しかし、人間関係がうまく行ってる限りは
狙われたとしてもそこまでひどい嫌がらせをされることもないですので

試しに、

おはようございます!
今日もいい天気ですね。

と、挨拶だけでもやってみてはどうでしょう。

最初は嫌な気持ちもあるとは思います。
しかしたったその小さなことを積み重ねることで、
パワハラ上司があなたを守ってくれる味方になってくれることもありますから、
私はダメもとでもやらない手はないんじゃないかなって思ってます。

【名言色紙】自分が先に笑っている?それとも相手?リスクを負っても先に笑ったもん勝ち

でも、

3、相手がエスカレートしたら離れましょう

どんなにあなたが関係改善を図っても、
その相手に「お願いします、もうやめてくれませんか」と丁重に伝えたとしても
逆にそれでよけいエスカレートしてしまうことがあると思います。

そういうときは
離れる

それが一番です。
避けると言ってもいいかもしれません。
無理に近づかず、距離をおく

気づかれないようにそっと物陰に隠れる

それいいし、それがいいんです。

もしそれが同じ職場以内でできないとしても、
その人との物理的距離と会う時間を減らしていくことで相手も離れていくものです。

呼び出されないなら
距離をとって離れましょう。

それは逃げではありません。
勇気ですから。

トイレに行ってきます!

と行って、会わないようにすればいいんです。

しかし、それでもパワハラ行為のエスカレートが止まらない場合は
次の第三者機関に相談してみましょう。

4、助けてくれる第三者機関に相談しよう

何を言っても聞く耳を持たず
誰にも見えない形で執拗に嫌がらせや強要行為を繰り返してくるなら
第三者機関に相談することをお勧めします。

もちろん最初は会社や労働組合に掛け合うのが手っ取り早く理想ではあります。
上司のその上司、社長、本部の担当者、人事部などです。
ただ必ずしもあなたの意見を聞いてくれるとは限りません。

また会社に相談することで社内の心象を悪くして今後の活動に支障をきたすことを懸念されることもあるでしょう。

なので、会社とは関係のない第三者機関です。

その一つとして厚生労働省が運営する総合労働相談コーナーというのがあります。
この総合労働相談コーナーは、会社がある場所の労働局であったり、または労働基準監督署に設置されているもの。
もちろん電話でも専門相談員に相談することができます。

詳しくは、こちらのサイトにもありますが↓

(外部リンク)明るい職場応援団/厚生労働省

会社員(サラリーマン)に限らず公務員、またアルバイト、募集・採用に関してなども相談できますので、これはパワハラなのかと迷ったときもお気軽に聞いてみてくださいね。

その勇気が状況を変えてくれることもあります。

そして、
必要に応じては交渉が必要となりますが、
どうかこれを心にいつもおいておいてください。

5、説得されても納得できないなら断ろう

会社であれ上司であれ取引先であれ、
本人にとって不利な状況であれば、あなたを説得してくるでしょう。

悪かった、もうしないからと謝られるかもしれませんし
もう少し頑張ってくれ
と結論を先延ばしをされるかもしれません。

そのときあなたが取る選択は、基本的には断ることです。

おっしゃることはわかります。
しかし、それは無理です。

というのも、簡単に相手の言い分を許してしまうと
同じ案件が他でも再発することが考えられるからです。

なので妥協するのもひとつですが、
同じことの繰り返しになると思われるならきっぱりと断りましょう。

ただし、相手が誠心誠意で改善を図ろうとしてるなら
そのときになって初めてあなた自身で決めればいいんです。

・・・

ということでいかがでしたでしょうか?

ここであなたにお伝えしたかったこと

それは、泣き寝入りする前に
今できるあらゆる可能性を試してみましょう
ということです。

それは上司からのパワハラに限りません。
親、先生、恋人からのパワハラもそうですし、
友達からのいじめだって同じこと

あなたは決して一人じゃない

必ず助けてくれる人がいる。

だから、胃に穴があくほど苦しむこともありません。
24時間頭から相手のことが離れずに夢にまでうなされる必要もありません。
どうか助けを求めてください。

この世界は合わないと思う人と付き合う必要はありません。

逃げていいし、逃げなきゃいけない時もある

だから、助けを求めてくださいね。

これまで辛かったね、もういいからね。

そして、
最後にまとめになります。

ここだけで読めばだいたいわかるので必要なとき読んでみてくださいね。

【まとめと補足】

  • 1、つねにICレコーダーを持ち歩く→必要に応じてスマホ録音機能(ボイスメモ)やボイスレコーダーで録音して証拠を取っておきましょう。ただし家宅侵入や盗聴、情報漏洩は犯罪となりますので厳重な管理の上自己責任でお願いします。
  • 2、関係改善を図れるなら図ろう→相手との関係が良好になればパワハラ行為が改善・停止することもあります。挨拶からでも試してみてはどうでしょう
  • 3、相手がエスカレートしたら離れよう→あまりにエスカレートするなら逃げてください、離れてください。避けてください。それは逃げではありません。
  • 4、第三者機関に相談しよう→厚生労働省労働局・労働基準監督署の「総合労働相談コーナー」や弁護士、法務省人権擁護局の人権相談所など、会社とは関係のないところに相談して今後の対策を練っていきましょう。まずはそこから。
  • 5、説得されても納得できないなら断ろう→嫌なものは嫌と言っていいんです。あなたには人権があります。労働上の適正範囲を超えてる場合はその旨を伝えて断ってください。関係改善が見られたらそこからはあなた次第です。

そして、最後にもうひとこと

パワハラの加害者へ

どんなに被害者が苦しんでるか、
同じ立場になったらわかります。
本当に苦しいんです。

耐えられないほどの苦痛を与えた結果、
あとで取り返しのつかないことにならないよう今からでも遅くありません。

どんなに被害者が苦しんでるか、 同じ立場になったらわかります。

相手をいたわり、思いやり、人として尊厳をもって接してくださいね。

あなたも私も同じ人間、
そして被害者の方も同じ人間だから
憎しみ合うのでもいじめるのでもなく、
心を開いて認め合って生きてくれたならこんなにも嬉しいことはありません。

そして、
被害に遭われてる方へ

いまは大変な毎日だと思います。
でも、諦めないでほしいです。
どんなに絶望に思えてもそこから抜け出せる道はあるから

だからこれから一緒に希望をもって幸せな方を選択してもらえたら
どんどん良い方に変わってく

そのお手伝いをできたなら幸いです。

あと、こちらの記事も参考までに↓

嫌いな人と会うことが苦痛でなくなる5ステップ

誰にも言えないよね。恥ずかしい悩みのこっそり解消法

【深いお悩み編】本当に苦しくて仕方のない人へ

読めば心の支えになるって思ってます。

では、長文最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

また次の記事で会いましょう。

ニャタリーニャタリー

この世界から嫌がらせがなくなりますように